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Showing posts from January, 2011

Typetalksに行ってわかった、グラフィックデザイナーとWebデザイナーの、オンスクリーンタイポグラフィにおける意識の違いまとめ。

「フォントについて参加者同士でオープンに意見を交換しよう!」という、楽しげなタイポグラフィセミナーのTypetalksに行ってきました。 講演された方は有名なフォントブログを運営されているヤマダコウスケさん、欧文組版についての詳細な本を書かれている高岡昌生さん、ドイツにおられる小林章さんがSkypeビデオでの参加でした。ドイツとの距離感を全く感じず便利でありがたい時代だなぁとしみじみ。 本題の講演内容についてでしたが、主にヤマダさんがWebデザインの観点からWebにおけるタイポグラフィについてテクニカルな部分を中心に語られていて、そこに高岡さんと小林さんが気になった事を掘り下げていく感じでした。 その中でも印象的だったのがヤマダさんがグラフィックデザイナーやクライアントとWebの仕事をする時に、文字の扱いに対して認識のズレが結構あるようで、その苦労話が印象的でした。 紙のデザインであたりまえにできることができなかったり、グラフィックデザイナーの作るWebサイトは総じてWebデザインのお作法をわきまえていないなどの話があったり、自分もWebデザインについて色々と勉強中で、違いの部分がイマイチ整理できていなかった部分があったので、それをまとめてみることにしました。 1.フォント グラフィックデザイナーが無数にあるフォントのなかから自由に選ぶのに対して、Webデザイナーは効率さを重視し、文字を画像化するのを好まないため、選びたくても選べない。欧文であればWin&Macに入っている共通のフォントをCSSで使用する事で質の高いフォントを使用する事が可能だが、数えるくらいしか無いのが現状。 2.字間 紙媒体のデザインはコンマ何ミリの世界でこだわりますが、Webの場合だとCSSで字間を設定しても、IllustratorやPhotoshopで文字詰めするように、緻密に設定できないのでこだわりようがない。スクリプトで使用可能ですが、技術的に少しハードルがあがってしまうのが難点。 3.行間 グラフィックデザイナーは行間について気を使うのは当然ですが、紙媒体の場合はスペースに限りがあるのでゆったり組めないことが多い。 反面、Webデザインでは現状の多くのWebサイトを見れば分かる様に、スペースがあるにもかかわらず配慮されていないことが多い。 行間につい

Remember true purpose.

本当の目的は何処にあるのか。 目の前のタスクにとらわれすぎて、 心が埋もれてしまってはいけない。