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Showing posts from July, 2011

細かすぎて伝わりづらい、Mac OSX Lionのデザイン変更点まとめ。

先日発売されたMac OSX Lionを何の迷いもなくダウンロードして、日々Apple信者になりつつあるのを実感しております。
さて、実際に数日間使ってみた感想としては、追加機能や操作の変更がてんこ盛りで慣れるのに時間がかかりそうな感じですが、特に気になったのはUIのグラフィックも細かな変更がされているということ。
そこで、新しい機能や大きな変更が話題になっている中で、細かい部分にスポットライトを当てて、その「細かすぎる変更点」をまとめてみました。

違いが分かりやすくなるようにそれぞれ拡大してあります。
目を凝らしてどうぞ。


1.クローズ・ミニサイズ・ズームボタン
Snow Leopadでは各ボタンの大きさが14pxだったのに対してLionでは少し小さくなって12pxになっています。さらに、ロールオーバーしたときの記号のデザインも少し立体的なグラフィックになっています。
通常ではボタンは大きい方が押しやすくなるはずですが、小さくなったということは、これらのボタンの必要性が低くなっているということでしょうか。



2.ラベルカラーの間隔
Snow Leopadではラベルカラーの間隔が1pxだったのに対して、Lionでは間隔が広くなって2pxになっています。
実際に使っていても、間隔が広いLionのほうが色同士の識別がしやすくなったと思います。



3.ソートボタン
Snow Leopadでは項目を並び替えるソートボタンを区切る線が15pxで上下のアキが無かったのに対して、Lionでは上下に2pxずつ空きを作る形で11pxになっています。同じように、FinderのBack/Frontボタンも区切り線が上下にアキができているので、UIのデザインルールとして項目を完全に区切らない方向になったということでしょうか。



4.ウィンドウのテクスチャ
Snow Leopadではウィンドウ上部のカラーがグレーのグラデーションだったのに対して、Lionではノイズのテクスチャが追加されています。
テクスチャが入る事でiOSの持つアナログのテイストに近づいた感じがしますね。


5.ドックアイコン下のランプ Snow Leopadではアプリケーション使用時のドックアイコン下のランプの大きさが10pxだったのに対して、Lionでは少し小さくなって8pxになっています。これは、アプリケーション操作の管理がMisson Con…

タイポグラフィを「学ぶ」から「楽しむ」体験へと変える。Typography Insight。

先日発売したタイポグラフィ学習アプリ「Typography Insight」をいろいろと試してみてみました。
書体のエレメントの名称や歴史など、タイポグラフィの基礎を実際に手を動かして学ぶ事が出来て、これまでにない体験は「学ぶ」というよりも実践して「楽しむ」という感覚で、とても面白く、新たな可能性を感じました。
そこで、その面白さをより多くの方に知ってもらいたいと思ったので、Typography Insightについて色々と面白い点を紹介してみたいと思います。


考え抜かれたコンセプト通常は完成物としてのアプリしか公開されていませんが、Typography Insightはドキュメントとしてアプリが出来るまでのプロセスを詳細に残していて、着想から出来上がるまでの思考のプロセスがとても参考になります。
これまでの紙の本の問題点を解決するところからアプリの企画をスタートしていて、作者は以下の性質を問題点としてあげていました。

比較性
書体同士を比較するのが物理的に難しく、細部を比較する際はIllustratorなどのソフトウェアを立ち上げなければいけなかった。

検索性
書体やデザイナー名前などを調べたりする際の方法が、カテゴリやインデックスなどの大きな枠組みしかなく目的の書体を探し当てるのに手間がかかる。

詳報性
情報のスペースが限られているので見本の大きさが数種類しかなかったりと、書体を詳細に観察することが難しかった。

関係性
ページネーションに従って情報が構成されているのでそれぞれの書体のカテゴリやデザイナーと書体の関係性が分かりづらかった。
デザイナーならどれもウンウンとうなずける内容ですね。
上記にある様な紙の本の問題点を洗い出し、それらを解決した上でipadの様なマルチタッチUIを活かした「簡単かつ手軽に、楽しく学習できる」ということをコンセプトにして開発したそうです。

アプリだけでなく、その背景にある考えやストーリーを共有する事で、開発者とユーザーの両方の視点で考えることができて面白いです。


アナログの体験がそのままに 書体を並べたり、重ねたりと、Typography Insightで行うことはIllustratorなどのソフトウェアでも実現可能ですが、決定的に違うのは実際に文字に触れて操作するということ。それによって、マウスやキーボードを介する事無く、書体をプリントアウ…