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Showing posts with the label 雑記

Think Deeply.

なぜ、そうなるのか。 なぜ、そうするのか。 思考をとことん掘り下げる。 アイデアは、その先に待っている。 Tweet

Remember true purpose.

本当の目的は何処にあるのか。 目の前のタスクにとらわれすぎて、 心が埋もれてしまってはいけない。

ipad DJをネクストレベルへと引き上げる。『djay for ipad』

こんなDJアプリを待っていました! 「djay」とは、機能が最低限であるが故に直感的な使いやすさを実現しているDJソフト。そのdjayのipad版が出たということでアプリの中ではやや高額の部類ですが、迷わず購入しました。 いざ使ってみると「djay」の使いやすさはそのままにしつつも、タッチインターフェイスが加わる事によってスクラッチの感度も良好で、素晴らしいアプリに仕上がっています。以下具体的にご紹介します。 回るアルバムアート 通常のDJソフトは曲名の文字が表示されているだけの簡素な感じだったりするのですが、「djay」の特長であるアルバムアートがレコードのレーベルとして表示され、回っている事で音楽を観る事の楽しさを再認識させてくれます。 無限の選曲 これまでのDJアプリではWifi経由で取り込まなければいけなかったりと、使い勝手が悪いところがあったのですが、「djay」ではitunesライブラリに登録されている曲をすべて選曲することができるので、ストレスなく自由な選曲が可能になり、いつでもどこでもミックスを試すことができます。 アナログメタファの成功 アナログからデジタルへとインターフェイスが変わる段階において、電子書籍のブックメタファの価値についてはその必要性が低いとされていますが、「djay」においてはアナログターンテーブルの構造を模している事で曲の位置関係やスクラッチなどの感覚がリアルに近い形で再現されて直感的に操作できるようになっているので、アナログに親しんできた世代は抵抗なく使いこなすことができます。 今までアナログの機材を揃えようとすると重かったり場所をとったりと物理的に色々大変だったワケですがiPad一台で遜色ないものが手に入ってしまいます。 DJをやってみたいけどお金も場所もない( ノД`) そんなお嘆きの方が気軽にDJが始められて、ipadの可能性をまだまだ感じさせてくれる、そんなアプリです。

「デザインフェスタ」に出展してきました。

「デザインフェスタVol.32」に出展してきました。 出展したのは目盛りタイプのオリジナルふせん「POOK」です。 本に付せんを貼っているときに、貼る高さの位置で優先順位をつけて、それがイコライザーのように見えたら面白いのでは、という発想から始まり、この思いつきのアイデアをどのくらいの方々に受け入れられるのだろうか、という好奇心から出展しました。 始めは色のバリエーションのみで考えていたのですが、ビジネスライクすぎるということで遊び心のある絵柄も追加し、全10種類のふせんの制作と、ディスプレイ、POP、リーフレット、ホームページなど含めて、2人がかりでトータルにデザインしました。 初出展だったので「もしかしたら1個も売れないかも」という不安に包まれながらでしたが、予想以上に好評で非常に多くの得るものがありました。 出展してよかったこと ●お客さんの反応をダイレクトに感じられる たくさんの来場者の中で、興味をもっていただける方はどんな人なのか、商品の説明をしたときのリアクションなどを直に受け取る事で、求められているものはどのような商品なのか、ということを肌で感じ取る事が出来ました。 ●他の出展者の方と知り合える 来場者の方だけでなく、出展者の方も見に来てくだっさって、自分も他の出展を観に行く事で、自然と交流するようになるので様々なクリエイターの方と知り合える絶好の場所です。 ●売れると、とにかく嬉しい 自分が一から考えてデザインしたものが人に受け入れられて、しかも買っていただけたときの喜びは何物にも代え難いです。 本当に、心の底から「ありがとうございます」といったのは何年ぶりだろう、と思うぐらいに充実した気分になりました。 出展で大変だったこと ミニブースだったのでディスプレイなどの準備は少なくて済んだのですが、開催直前の2週間くらい前から他の用事が立て込んできて始めのスケジュール通りにいかず、出展できるかどうかの瀬戸際で、睡眠時間を削ることになった事が精神的にも体力的にも大変でした。 大変だけれども、それを補ってあまりあるぐらいたくさんの笑顔とエネルギーが会場に満ちあふれていて、とても刺激になりました。 この経験を糧に商品のバリエーションを増やしつつ次回出展に向けて、また頑張りたいと思いますので、みなさまぜひぜ...

文字に触れる。タイポグラフィ・エクササイズアプリ「EL」

このところデザインフェスタに出展する関係で更新が滞ってしまいました…。 ぎりぎりですが、近々出展する商品のHPを公開できる予定です。 先日、タイポグラフィ・エクササイズアプリ「EL」を購入しました。 文字好きはマストなのでご紹介。 ipadで直感的に「四角」と「数字の2」という限られた要素を使って画面の構成を学ぶアプリです。 目的としては、Illustratorなどでマウスを使ってオブジェクトをあーでもないこーでもないとやっているのと同じなのですが、実際にオブジェクトに手で触れて自由に動かしたり拡大縮小できるので、アナログともひと味違った感覚で面白いです。 機能としてシンプルな分、限られた制約の中で多様な構成を生み出すことの大切さを実感させてくれます。 このアプリを使ってみて、モリサワの「Fontpark」などがアプリ化されたりすると、またひと味違った操作感になるのでは、と思いました。 このアプリは基礎レベルのもので、レベルに合わせて順次発売されていくらしいので、次回リリースも楽しみです。

次世代クリエイティブを体感、TOKYO GRAPHIC PASSPORT。

TOKYO GRAPHIC PASSPORTに行ってきました。 世界各国のクリエイターのプレゼンテーションや、様々な展覧会やワークショップが開催されていて、自分が何人いても足りないくらい楽そうなイベントが目白押しでした。 数あるセッションの中で、「タイポグラフィーの可能性」と「モーショングラフィックの最前線」というテーマのセッションに参加してきました。 「タイポグラフィの可能性」 このセッションでとりわけ興味深かったのがtomatoのジョン・ワーウィッカー氏のトークで「タイポグラファーは音楽家である」ということ。 人が文字に接するとき、その形によって心の中で生成される言葉の音が様々であるように、音楽も演奏する形態によって様々な音色を奏でるという点から、共通した「音」というものを作り出しているからなのだということを感じました。 文字と音楽。一見関係無さそうに思える事柄を結びつけて考えているワーウィッカー氏の思慮深さに感服。 「モーショングラフィックの最前線」 いろんな意味でダントツで面白かったのがデビッド・オライリー氏。 のっけから「私は馬鹿でなので、通訳の方が知的に訳してくれることを望みます」と発言したり、意味不明な自己紹介スライドの日本語が絶妙な組み合わせだったり、短い映像を流しているあいだに、ふと舞台からいなくなったかと思えば衣装を着替えて意表をついたりと、単にトークしているだけでなく、参加している人を楽しませるというエンタテインメント性の高いトークでした。 作品も他とは際立った世界観をもっていて、想像力の異次元を垣間見ることができます。 また、これからは「組織ではなく個人がクリエイティブシーンを担っていくのではないか」と話されていて、まさにYouTube時代を象徴するクリエイターだと思いました。 展覧会は29日までやっているそうなので興味のあるかたは是非。 新世代の作品群が、凝り固まった思考を爽快に打ち砕いてくれる事間違い無しです。

新宿消火器デザイン考。

新宿図書館から帰る途中に、何やら見慣れないデザインの消火器ボックスがありました。 消火器というと真っ赤なイメージがあるのですが、この消火器ボックスのデザインは白をメインに使っていてあまり消火器らしくない感じです。このくらい落ち着いた感じのほうが景観的には良いのでしょうが、反面いざというときに消火器だということが分かりづらい側面をもっていると思います。 街の景観をとるか、分かりやすさをとるか。そんな事を考えながら歩いていると、1分も歩かないうちに違うデザインの消火器に遭遇しました。 この消火器ボックスは側面に赤の配色がされていて、正面はステンレスのような感じで先ほどのものとはまた違った印象をうけます。 比較して見た時にこのデザインで特徴的な部分は側面に大きく消火器と表示されている点だと思います。 理由として考えられるのが、消火器を探す際は「必ずしも正面から見るわけではない」ということから側面にも分かりやすく表示されているのではないでしょうか。 上部の三角型はどんな意味があるのでしょうか。謎です。屋根のような形をしているので消火器の一戸建てのように見え、ミニマムでかわいらしい感じがします。 今度はどちらの消火器ボックスのデザインが優れているのだろうと考えながら道路を横断しようとしたところ、真っ赤な見慣れたアイツが視界に飛び込んできました。 そう、ここは早稲田通り。 道路を一つ渡ると中野区なのです。 先ほどの新宿区の消火器ボックスが新築のマイホームだとすると、こちらは木造借家のようで少し頼りない感じがします。それでも中野区の消火器ボックスは変わりないようで雨風にさらされながらも今日も元気に直立しているようです。 デザインをよく見てみると真っ赤で従来の消火器らしいイメージで一目で分かるのですが、遠目で見るとポストと見間違えやすい点があるかと思います。 これまでの消火器ボックスのデザインを総合してみると、やはり「赤」という色は欠かせない要素であることがわかります。その中で視覚的に強い赤色を、様々な景観の中でバランスのとれるようにデザインしながら、いかに「消火器がある」という認識をつくりだすかが重要なのではないかと思います。 普段はまったく気にしていなかったのに、ひとたび「消火器」を意識するといろんなデザイン情報が飛び込んでくる。 視点を変える事の面...

綾の照葉樹林。

実家の宮崎へ帰省したときに綾の照葉樹林に行ってきました。 この地で一番の目玉といえば綾の大吊橋。 長さ250m・高さ142mの、日本で2番目に大きい歩行者専用吊り橋で、思わず脚がすくんでしまうほど高くて長いのですが、その怖さを乗り越えてまでも観る価値のある絶景が目の前に広がっています。 視界に収まり切らないほど壮大な自然は、何となくジブリの原風景を見ているようで、不思議な気持ちを思い起こさせるものがあります。 普段はMacの前にへばりついて仕事をしていることが多く、どうしても視野が狭くなってしまいがちなので、自然の中で五感を刺激できる体験はとても貴重で、心地良いリフレッシュになりました。 宮崎へ観光に行かれる方はコースに入れて間違いなしのおすすめスポットです。

アップルのキャッチコピー。

昨日アップルからまた新しい製品が発表されました。 Magic Track Padなど、彼らの送り出す製品はいつも何かしらワクワクさせてくれるものが感じられます。 では、なぜそういったことが感じられるのかを考えたとき、それはキャッチコピーから読み取ることが出来ると思います。 今回発表された新製品のキャッチコピーのなかでとりわけ特徴的なものが「Apple LED Cinema Display」のこのコピーです。 何を今さら、と何の変哲もない印象を受けるかと思います。画面の広さや視野角をうたったものはアップルの製品でなくともゴロゴロころがっています。 しかし、あたりまえのことをあたりまえに言うことで、アップルの「無駄な機能を削ぎ落として徹底的に使いやすくする」という一貫したデザイン思想を明確に表現し、製品がもたらすその先に何があるかを受け手に示してくれています。 手垢のついたような着飾った言葉があふれる中で、言葉をも徹底的にそぎ落とす。 それが、逆に新鮮味を与えてくれているからではないでしょうか。

はじめまして。

Twitter全盛期の中ブログを始めてみることにしました。 今さらといった感じもありますが、 情報が洪水のようにあふれかえっている今だからこそ 自分の考えをまとまったかたちで整理して 流されないようにしていこうと思ったためです。 テーマは特に決めずに自らの周辺雑記を気の向くままに書いて まずは「続けること」から始めてみたいと思います。