Skip to main content

Posts

Showing posts from April, 2012

Google+のリニューアルデザインに、
Googleの本気度を見た。

いきなりのGoogle+デザインリニューアルで思ったこと。

Web上での行動起点が、検索からソーシャルへと台頭しつつある中で、グーグルは実験的プロジェクト「Google Labs」を閉鎖したり、広告収入に重点をおくようになったりと、検索で一時代を築いていたときの様なイノベーティブな存在感が薄れつつあると言われています。

しかし、ここにきてユーザーへの有無を言わさない潔いリニューアル。
そこにソーシャルにおけるGoogleの自信と本気度がうかがえるように思います。

これまではYoutubeボタンが追加されるだけだったりと、微妙かつ段階的な変更を続けていましたが、一気にリニューアルをして、その潔さとデザインのコンセプトが一貫していて、いよいよ本気を出して来たなという感じがします。

では、具体的にどの部分にGoogleの本気度が感じられるのか、大きく気付いた点をまとめてみました。


ナビゲーションが本気
comScoreの調査によると、Google+の月間あたりの滞在時間はわずか3.3分。Facebookの450分と大差がつけられており、WSJ紙にも「Facebookに比べるとGoogle+はまるでゴーストタウン」と言われるほどでした。
その中で「滞在時間をいかにして増やすか」という課題に出した答えが、ナビゲーションに重点をおいてデザインを設計する事で、共有、ビデオチャット、ゲームなどのソーシャル上における主要な行動すべてをGoogle+で完結できるように見せる、ということだったのではないかと思います。
ボタンの大きさや間隔にはじまり、カスタマイズ性やそのアニメーションなど、かなり綿密にデザインされていて、ユーザーの滞在時間に対する執着の本気度が読み取れます。


親切さが本気
リニューアル後はじめてアクセスすると、使い方ガイドなるものがでてきて、これでもかというぐらいに丁寧に説明してくれます。
説明を細かく分けたステップ式にして、さらにその該当箇所をフォーカスして見せるような仕組みにしていることで、初心者のユーザーでも迷わずに理解できるようになっています。
このことから、サービスを徹底的に分かりやすく親切なものにして、あまりソーシャルを活用していないような層も取り込んで、さらなるユーザー層の拡大を図っていくという積極的な姿勢が感じ取れます。


ディテールが本気
アイコンの微妙な色…

グラフィックデザイナーとしての5年間で学び、これからも大切にしたいこと。

朝、通勤をしていると新社会人の初々しい姿をみて、自分が新米デザイナーだった頃をふと思い出しました。
新人デザイナーとしてスタートした時、その先に待ち受けるデザインへにワクワクしながらも、自らの力はどれだけ通用するのか、デザイナーとしてきちんとやっていけるのか、不安と希望が入り交じっていてとても緊張していたのを覚えています。
さて、たくさんの人が新しいスタートを切る中で、私自身も5年間勤めた制作会社を退職し、この春から、スタートアップで新しいサービスのデザインをさせていただく事になりました。
そこで、新たなスタートを切るにあたって、これまでを振り返り、グラフィックデザイナーとしての5年間で学び、これからも大切にして行きたいと思うことを記しておこうと思います。
自分自身にとっては初心に返る意味も込めつつ、新米デザイナーの方には、これからのデザイナーとして経験を積んで行く上で、何かの肥やしになれば幸いです。

無駄なことなんて一つも無い 新人の頃は、とにかくデザイン以外の雑用を任される事が多いです。資料さがしや電話番、朝イチでの掃除などなど…  「デザイナーとして入ったのにいつになったらデザインをまかされるんだろう」と多くの人が最初にぶつかる壁であろうと思います。 ただ、それらを振り返ってみると、それらの雑用すべてが良いデザインをつくることにつながっていたのだと思います。 資料探しは、部屋を覆い尽くすほどの膨大な雑誌や画像の中から、最適な資料を取捨選択する「判断力」を。 朝の掃除では、ゴミ箱から溢れるほどの先輩達が徹夜して作ったカンプを見ながらそのプロセスを追う「思考力」を。 任された仕事に意味が無かったら意味を見いだすこと。デザイナーの仕事の本質は意味を創造することだと思うからです。

デザインだけでは丸腰である さて、いざデザインを任されるようになってくると、学生の時に課題としてやっていたデザインとは大きく違うことに気付きます。 仕事としてのデザインは、多くの人が関わってくるもので、それらの人々すべての質問や要望を聞いて調整していかなければなりません。 それらすべてを受け入れてしまうと結局何が言いたいのか良く分からないデザインになってしまいがちで、理由なきデザインは、丸腰のまま戦地に放り出されたかのように、要望と質問の矢にさらされます。 そこで有効なのは、なぜその書体にし…