ややうさんくさい感じのするタイトルですが、ホントの話なんです。 海外のサイトを見ていてたまたま見つけて試してみたところ「このプラグインを使えばデザイナー自身、そしてコーダーのお互いが幸せになれるっ!」と思ったので全力でご紹介したいと思います。 SPECCTRについてごく簡単に説明すると… フォント名やオブジェクトのサイズ、間隔、色などをボタン一つで建築の設計図のようにデザインの仕様を書き出せる というものです。 これまで、デザインからコーディングに取りかかる際に、ボタンのサイズやレイアウト間隔を正確に調べたりするには元データをいちいち開いたりしなければならず、地味ながら非常に手間のかかる作業が必要で、それらを一覧にできる良い方法が無いのが実情でした。 また、デザイナーからコーダーにデータを渡して、いざあがって来た時のレイアウトをみると、ところどころ変わっている部分があったりして、相互の無駄なやりとりが発生してしまっていたことも少なくないと思います。 しかし! このFireworksプラグイン「SPECCTR」さえあれば、そんな面倒臭さや心配ごとのすべてから解放されます。 前置きはこのぐらいにして、実際の使い方をみながらその便利さをご紹介したいと思います。 1.はじめの準備 インストールはかんたん。 SPECCTRのサイト からプラグインをダウンロードしてダブルクリックすると、Adobe Extention Managerが立ち上がって自動的にインストールされます。 2.いざ実践! オブジェクトのプロパティを書き出す プロパティを調べたいオブジェクトを選択してボタンをクリックすると… あら不思議! 自動的にプロパティを調べて自動シェイプとして書き出してくれているではありませんか! 3.サイズを書き出す これもかんたん。調べたいオブジェクトを選択してボタンを押すだけ。 4.スペースの書き出し これまたかんたん。表示したいオブジェクト2つを同時選択してボタンを押すだけ。 正直なところ、これまで紹介した機能はSPECCTRが無くても大きな差は出ないかもしれませんが、 ボタンをポチッと押すだけでレイアウトの間隔を一覧にできようになる、 これこそがSPECCTRを使うべき