via @uxboy 先日Google+に招待をいただいて、ぼちぼちと使い始めて思ったこと。 リリース当初、Google+のインターフェイスのデザインがfacebookに驚くほど似ている(上記画像参照)という話題がありました。僕自身も、パッと見では同じ様な印象を受けるのですが、なんとな〜くGoogle+の方が見やすくて洗練されているように感じます。 そこで、「なんとなく良い」というなんとなくモヤッとした感覚を、インターフェイスを分解して比較してみることで、具体的に優れている理由をまとめてみました。 1.アイコンの簡潔さ 両者のインターフェイスにおけるアイコンの役割は「一目で何か分かる」ようにすることであり、それが小さくなればなるほど視認性に重点をおくべきだと思います。 その中で、facebookのアイコンは多色かつ線的な表現になっていることで、全体で見た時に少しごちゃごちゃした印象を受けます。 それに対し、Google+のアイコンは色数を抑え、フラットな表現になっていることで、小さなスペースでも視認性が高く、よりシンプルであることで全体のデザインに調和が図られています。 2.ユーザーの空間 facebookの創始者マーク・ザッカーバーグ氏は、自身の広告哲学についてこう言ったそうです。 「ぼくは広告が全部嫌いというわけじゃない。 くだらない広告が嫌いなんだ」 しかし、facebookの広告は文字量が多くてパッと見何を伝えたいのかがわかりづらいものが多く、それがユーザーの混乱を招く一因になっており、現在の広告にその哲学が生きているかは疑問に思えます。 それに対し、Google+はそもそも広告が無いので、ユーザーにとってクリーンな空間であると思います。ベータテスト中なので「今のところ」ですが。 3.文字の読みやすさ facebookはフォントサイズが11px、行間が1.28emとなっていて、文字が小さくて窮屈な印象を受けます。 それに対しGoogle+はフォントサイズが13px、行間が1.4emと、文字が大きく、より広い行間によって読みやすい文字設定になっています。 鈴木一誌氏の『ページネーションマニュアル』において、美しいとされている文字組の行間はフォントサイズの150%〜170%と言われて