iOS 5のリリースやiCloudの開始、iPhone 4Sの発売と、ここ最近のAppleのプロダクトが一通り出そろった感じですね。
3GSを使っていて常々もっさりしていたので、早速iPhone 4Sに乗り換えたところ、画面の中をスケートをしているかのようにスイスイ動いてくれてとても快適です。
2年前に3GSを使っていたときは、なんて速いんだろうと思っていたわけですが…慣れとは恐ろしいものです。
さて本題ですが、ここ数日使っていた中で気付いた、細かすぎるデザイン変更点があったので前回のLionと同じようにまとめてみました。
細かすぎるデザイン変更点第2弾、今回も目を凝らしてどうぞ。
1.アイコンバッジ
iOS 4のアイコンバッジのシャドウは濃いめのブラックで強めのシャドウになっていましたが、iOS 5ではグレーっぽく明るくなっています。
全体的に比較してみると、iOS 4のシャドウは浮いている感じがするので、明るくなったことで画面全体のトーンにまとまりが出たように感じます。
2.ボックスデザイン
設定画面などのボックスデザインが、iOS 4ではフラットなラインに対して、iOS 5ではシャドウとハイライトが追加されて立体的なデザインになっています。
iOS全体で同様の立体的なデザインが適用されているので、デザインの一貫性がより高まった感じがしますね。
3.メッセージのハイライト
これは賛否両論ありそうですが、iOS 4ではメッセージの文字がプレーンなテキストだったのに対して、iOS 5ではハイライトが追加されてこれまた立体的なデザインになっています。
他にも吹き出しの背景色やシャドウが明るくなったことで、背景と文字のコントラストが高くなり、個人的には文字の可読性が高まって良くなったと思います。
5.回転ロックボタンの厚み
iOS 4では回転ロックボタンのシャドウ距離が3pxだったのに対して、iOS 5ではシャドウ距離が4pxとなって、より立体的に見えるようになっています。
反対にミュージックアイコンのシャドウ距離は3pxで変わらずのままですので、1pxの違いをデザインすることで、回転ロックという機能アイコンと、ミュージックを起動するという起動アイコンの違いを表しているのではないかと思います。
5.ホームアイコンの間隔
iOS 4ではアイコンの間隔が38pxの等間隔だったのに対して、iOS 5では中心だけが40pxと広くなっています。
はて、なぜ真ん中だけ広くなっているのでしょうか…。
バランスをとる為に錯視の調整をしているのか、はたまた真ん中が広い方が人間工学的に操作しやすいのか…。
色々考えながら、両サイドの間隔も測ってみたところ、iOS 4では左34pxの右36pxになっており、画面全体が実は2px左寄りになっていました。
といっても、言葉では伝わりづらいと思いますので、分かりやすいようにより詳細な図にしてみました。
このことから考えてみると、iOS 5ではセンターから2pxアイコンを動かすことで、このズレを調整して全体がより安定して見えるようにしたのではないでしょうか。
これまでは左寄りだったことから、左手操作の人にとってほんのちょっと使いやすかったというわけですが、これからは右手操作の人にも優しいデザインになったということですね。
他にもボタンの位置が微妙に調整されているとことがあったりして、ブラッシュアップの上をいくポリッシュアップでデザインを全体的にピッカピカに磨き上げていますね。
パッと見どころか、拡大してさらに目を凝らさないと分からないぐらいまで微調整されていて、本当に極限まで完成度が高められています。
3GSを使っていて常々もっさりしていたので、早速iPhone 4Sに乗り換えたところ、画面の中をスケートをしているかのようにスイスイ動いてくれてとても快適です。
2年前に3GSを使っていたときは、なんて速いんだろうと思っていたわけですが…慣れとは恐ろしいものです。
さて本題ですが、ここ数日使っていた中で気付いた、細かすぎるデザイン変更点があったので前回のLionと同じようにまとめてみました。
細かすぎるデザイン変更点第2弾、今回も目を凝らしてどうぞ。
1.アイコンバッジ
iOS 4のアイコンバッジのシャドウは濃いめのブラックで強めのシャドウになっていましたが、iOS 5ではグレーっぽく明るくなっています。
全体的に比較してみると、iOS 4のシャドウは浮いている感じがするので、明るくなったことで画面全体のトーンにまとまりが出たように感じます。
2.ボックスデザイン
設定画面などのボックスデザインが、iOS 4ではフラットなラインに対して、iOS 5ではシャドウとハイライトが追加されて立体的なデザインになっています。
iOS全体で同様の立体的なデザインが適用されているので、デザインの一貫性がより高まった感じがしますね。
これは賛否両論ありそうですが、iOS 4ではメッセージの文字がプレーンなテキストだったのに対して、iOS 5ではハイライトが追加されてこれまた立体的なデザインになっています。
他にも吹き出しの背景色やシャドウが明るくなったことで、背景と文字のコントラストが高くなり、個人的には文字の可読性が高まって良くなったと思います。
iOS 4では回転ロックボタンのシャドウ距離が3pxだったのに対して、iOS 5ではシャドウ距離が4pxとなって、より立体的に見えるようになっています。
反対にミュージックアイコンのシャドウ距離は3pxで変わらずのままですので、1pxの違いをデザインすることで、回転ロックという機能アイコンと、ミュージックを起動するという起動アイコンの違いを表しているのではないかと思います。
5.ホームアイコンの間隔
iOS 4ではアイコンの間隔が38pxの等間隔だったのに対して、iOS 5では中心だけが40pxと広くなっています。
はて、なぜ真ん中だけ広くなっているのでしょうか…。
バランスをとる為に錯視の調整をしているのか、はたまた真ん中が広い方が人間工学的に操作しやすいのか…。
色々考えながら、両サイドの間隔も測ってみたところ、iOS 4では左34pxの右36pxになっており、画面全体が実は2px左寄りになっていました。
といっても、言葉では伝わりづらいと思いますので、分かりやすいようにより詳細な図にしてみました。
このことから考えてみると、iOS 5ではセンターから2pxアイコンを動かすことで、このズレを調整して全体がより安定して見えるようにしたのではないでしょうか。
これまでは左寄りだったことから、左手操作の人にとってほんのちょっと使いやすかったというわけですが、これからは右手操作の人にも優しいデザインになったということですね。
他にもボタンの位置が微妙に調整されているとことがあったりして、ブラッシュアップの上をいくポリッシュアップでデザインを全体的にピッカピカに磨き上げていますね。
パッと見どころか、拡大してさらに目を凝らさないと分からないぐらいまで微調整されていて、本当に極限まで完成度が高められています。
デザインが非常に優れているといわれ、評価が高いiOSですが、それに満足することなく改善していく、このデザインへのこだわりを感じて、エイブラハム・マズローの以下のような言葉を思い出しました。
何もすることがないという状況はあり得ない。
我々はすでに踏み出しているのだ。
我々には、能力があり、才能があり、
方向が決まっており、使命があり、神からの呼びかけがある。
―エイブラハム・マズロー
決して立ち止まることなく常に最高のものを追い求め、創り出すこと。
そうすることで「納得」を超えた「感動」が生まれる。
ものを創るときの姿勢として、とても大切なことを教えてくれます。