Skip to main content

次世代クリエイティブを体感、TOKYO GRAPHIC PASSPORT。


TOKYO GRAPHIC PASSPORTに行ってきました。

世界各国のクリエイターのプレゼンテーションや、様々な展覧会やワークショップが開催されていて、自分が何人いても足りないくらい楽そうなイベントが目白押しでした。

数あるセッションの中で、「タイポグラフィーの可能性」と「モーショングラフィックの最前線」というテーマのセッションに参加してきました。


「タイポグラフィの可能性」
このセッションでとりわけ興味深かったのがtomatoのジョン・ワーウィッカー氏のトークで「タイポグラファーは音楽家である」ということ。
人が文字に接するとき、その形によって心の中で生成される言葉の音が様々であるように、音楽も演奏する形態によって様々な音色を奏でるという点から、共通した「音」というものを作り出しているからなのだということを感じました。

文字と音楽。一見関係無さそうに思える事柄を結びつけて考えているワーウィッカー氏の思慮深さに感服。


「モーショングラフィックの最前線」
いろんな意味でダントツで面白かったのがデビッド・オライリー氏。
のっけから「私は馬鹿でなので、通訳の方が知的に訳してくれることを望みます」と発言したり、意味不明な自己紹介スライドの日本語が絶妙な組み合わせだったり、短い映像を流しているあいだに、ふと舞台からいなくなったかと思えば衣装を着替えて意表をついたりと、単にトークしているだけでなく、参加している人を楽しませるというエンタテインメント性の高いトークでした。
作品も他とは際立った世界観をもっていて、想像力の異次元を垣間見ることができます。

また、これからは「組織ではなく個人がクリエイティブシーンを担っていくのではないか」と話されていて、まさにYouTube時代を象徴するクリエイターだと思いました。

展覧会は29日までやっているそうなので興味のあるかたは是非。
新世代の作品群が、凝り固まった思考を爽快に打ち砕いてくれる事間違い無しです。

Popular posts from this blog

午前9時41分、Appleが止めた時間の謎。

ついにiPhone 4Sが発表されました。 日本からは2キャリアから出ることになり、乗り換えるのか、そのままなのか、これまで電波の弱さに悩まされてきたユーザーにとっては悩みどころですね。  さて、あまり変わり映えのしないiPhone 4Sですが、よくよく見てみると、ひとつ気になることが…。 スクリーンショットの時間が、なんとも中途半端な9時41分になっています。 キリの良い9:40でもなく、イベントの開始時間である10:00でもなく、なぜこんな中途半端な時間なのでしょうか。 気になったので過去の製品画像をみてみると…。 なんと全てが「9:41 AM」で統一されています。 ここまで中途半端な時間で一貫しているということは何か意味があるのかもしれないですね。 ジョブズもしくはMac誕生の時間なのか、Appleにとって何かしらのメモリアルな時間なのでしょうか? 気になって海外のApple系ブログを色々と探索していたら、 TUAWの記事 に、Secret Labsの開発者ジョン マニングが、アップルストアにいたスコット・フォーストール(Apple上級副社長)に時間の意味を質問したという内容の記事がありました。 それによると、 プレゼンテーションでプロダクトを大きくお披露目する時間を、約40分で発生するようにkeynoteをデザインし、スクリーンに映し出されたときに観客の時計とズレがないようにしていた らしいのですが、ピッタリ予定通りに行かない事を見越して数分追加した時間なのだそうです。 この40分に対し、スコットは 「secret magic time」 と名付けていたそうです。 実際にiPhoneが初めて発表された2007年のMacWorldをみてみたところ、プレゼンが開始されてちょうど40分頃にiPhoneのスクリーンが初めて公開されています。 つまり、時間が統一されている理由は、 iPhoneのスクリーンが世界に向けて初めて公開されると予測した時間で、合理的な理由がありつつも、Appleにとって記念すべき時間でもあるからということ ですね。 さて、無事解決したかと思われますが、ここで新たな疑問がでてきます。 その「secret magic time」はなぜ40分なのかという

細かすぎて伝わりづらい!
iOS 5のデザイン変更点まとめ。

iOS 5のリリースやiCloudの開始、iPhone 4Sの発売と、ここ最近のAppleのプロダクトが一通り出そろった感じですね。 3GSを使っていて常々もっさりしていたので、早速iPhone 4Sに乗り換えたところ、画面の中をスケートをしているかのようにスイスイ動いてくれてとても快適です。 2年前に3GSを使っていたときは、なんて速いんだろうと思っていたわけですが…慣れとは恐ろしいものです。 さて本題ですが、ここ数日使っていた中で気付いた、細かすぎるデザイン変更点があったので 前回のLion と同じようにまとめてみました。  細かすぎるデザイン変更点第2弾、今回も目を凝らしてどうぞ。  1.アイコンバッジ  iOS 4のアイコンバッジのシャドウは濃いめのブラックで強めのシャドウになっていましたが、iOS 5ではグレーっぽく明るくなっています。 全体的に比較してみると、iOS 4のシャドウは浮いている感じがするので、明るくなったことで画面全体のトーンにまとまりが出たように感じます。 2.ボックスデザイン 設定画面などのボックスデザインが、iOS 4ではフラットなラインに対して、iOS 5ではシャドウとハイライトが追加されて立体的なデザインになっています。  iOS全体で同様の立体的なデザインが適用されているので、デザインの一貫性がより高まった感じがしますね。  3.メッセージのハイライト これは賛否両論ありそうですが、iOS 4ではメッセージの文字がプレーンなテキストだったのに対して、iOS 5ではハイライトが追加されてこれまた立体的なデザインになっています。 他にも吹き出しの背景色やシャドウが明るくなったことで、背景と文字のコントラストが高くなり、個人的には文字の可読性が高まって良くなったと思います。  5.回転ロックボタンの厚み iOS 4では回転ロックボタンのシャドウ距離が3pxだったのに対して、iOS 5ではシャドウ距離が4pxとなって、より立体的に見えるようになっています。 反対にミュージックアイコンのシャドウ距離は3pxで変わらずのままですので、1pxの違いをデザインすることで、回転ロックという 機能アイコン と、ミュージックを起動するという 起動アイコン の違いを表しているのではないかと

Appleのフォント「Myriad Pro」と「Myriad Pro Web」から読み取るWeb用フォントの秘密。

先日AdobeのCS5をインストールしたら、Macに始めから入っているフォントの「Myriad Pro」の他に「Myriad Pro Web」がインストールされていて「Web? 何か違うの?」と気になりだしたら止まらなかったので調べてみました。 Appleのコーポレートフォントである「Myriad」を解剖していくことでデザインの美しさの秘密に迫ると同時に、Webの冠をつけたフォントはどの様に改良されているのかに迫ってみたいと思います。 まず、始めに「Myriad」とはどんな書体なのでしょうか。Wikipediaで調べてみると… ミリアド (Myriad) は、サンセリフの欧文書体で、いくつかあるフルティガー体 (Frutiger) 模倣フォントの一つである。アップルやアドビシステムズがコーポレートフォントに採用している Apple、Adobeと、世界のITを牽引する企業が採用しているという事から、先進的なイメージを与えてくれるフォントだということが分かります。 では「Myriad」と「Myriad Web」は、具体的にどこが違うのか、はじめにアウトラインにしたものを重ねてみました。 可読性を高めるために、カウンターを広げたためか、全体的に横長になっている印象を受けます。 その中でも、特に違いが見られたのが大文字の「N」です。 左の「Myriad」のNは直線的に構成されているのに対して、右の「Myriad Web」は中心部が少し膨張気味になっています。 では、どのくらい違うのか、試しに直線を入れて見ると…。 こうして比較してみると、右の「Myriad Web」の方は斜線部に肉付けがされてることが分かります。 何故でしょうか、その理由に迫るために、スクリーン上で実際に多く表示されるであろうサイズへと徐々に縮小してみたいと思います。 視力検査ではありませんよー。 相対的に見てみると、左の「Myriad」は、だんだんと小さくなるにつれて中心部が少し頼りなさそうな感じになり、1番上のものと比較してみると違った印象が感じられます。 反面、右の「Myriad Web」の方は中心部に肉付けしているために、安定した感じがしますが、大きくなるに従って肉付けしている部分に違和感が感じられます。 あちらを立てればこちらが立